1月21日:ベトナム戦争、ケサンの戦いはじまる

1968年1月21日 - ベトナム戦争: ケサンの戦いが始まる。
ケサンの戦い

ケサンの戦い(Battle of Khe Sanh, 越:Chiến dịch Đường 9 - Khe Sanh/戰役塘9-溪生)とは、
ベトナム戦争において1968年1月以降アメリカ軍と北ベトナム軍が南北ベトナム間の
非武装地帯(DMZ)から25キロ南にアメリカ軍が設営したケサン戦闘基地を巡って繰り広げた戦いである。

ベトナム政府を支援するアメリカ軍が最も北ベトナムに近い地域に設けたケサン戦闘基地は、
1,200メートルの滑走路を備えた約2平方キロの基地で、
周囲のS881高地、861高地、558高地、N881高地の4箇所に前衛陣地を備えていた。
このケサン基地は南北ベトナムを結ぶ国道9号線の北側にあり、
北ベトナムからラオスに通じる北ベトナム軍の補給路であるホーチミン・ルートの破壊を目的にしていた。
ケサン基地の位置


北ベトナムはテト攻勢に先立ち、ホーチミン・ルートの安全確保と
第一次インドシナ戦争を勝利に導いたディエンビエンフーの戦いのような象徴的な勝利を求めて
ヴォー・グエン・ザップの指揮する正規軍2個師団を投入してケサン基地の包囲殲滅を画策した。

もともとケサン基地の東は北ベトナム軍の支配下にあり、2万の兵力で西と北を圧迫されたアメリカ軍は補給路を断たれ、
15年前のインドシナ戦争でフランス植民地軍が一敗地にまみれたディエン・ビエン・フーの戦いと同じように
空路での補給を余儀なくされた。
ケサンの戦いでの空輸

アメリカ軍はボーイングB-52戦略爆撃機による航空支援(爆撃)や、先にも述べた補給物資の空輸により、
包囲戦を戦い抜き、北ベトナム軍は約5,000名を失い、最終的には包囲を解き周辺地域より撤退した。










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