1月22日:「フランス人が最も愛する有名人アンケート」で1位だったアベ・ピエール神父 逝く

2007年1月22日 - アベ・ピエール(Abbé Pierre、本名:アンリ・アントワーヌ・グルエ、Henri Antoine Grouès、1912年8月5日 - 2007年1月22日)没。享年94歳。
アベ・ピエール

フランスのカトリック教会司祭、慈善活動家。私財を投じ、ホームレスなどの救済に一生涯を費やした。

リヨンで裕福な生糸商人の5番目の子供として生まれたが、18歳の時に父親の遺産を慈善事業に寄贈し、
清貧を旨とする托鉢修道会、カプチン・フランシスコ修道会に入る。
1938年に司祭に叙階され、第2次世界大戦中はナチスによる占領下のフランスでユダヤ人を助け、
レジスタンスとともに闘った。

1949年に自らの資金でホームレスなど何らかの理由で
社会に適合できなくなった人々を救済するための協会「エマウス」を設立。
全国で回収した不用品をリサイクルして販売するという独特な資金調達法でも有名なこの協会は、
現在フランスに115拠点、世界41カ国にネットワークが広がる大きな活動となった。

亡くなる直前まで現役として社会的弱者の味方として尽力した。

神父は、「フランス人が最も愛する有名人アンケート」でも、
1998年にプロサッカー選手ジダンが選ばれるまで、長年1位の座にあった。
シラク大統領は「ピエール氏は貧困、苦難、不正義に対する闘いを続け、連帯の強さを人々に示した」と、その死を悼んだ。
1月26日にはノートルダム寺院で国葬が営まれ、シラク大統領、ジスカール・デスタン元大統領、
ド・ビルパン首相をはじめとする政府要人のほか、人種、宗教などを超えて多くのフランス人が参加した。







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