2月10日:スペースプレーンの先駆者オイゲン・ゼンガー 逝く

1964年2月10日 - オイゲン・ゼンガー(Eugen Sänger , 1905年9月22日 - 1964年2月10日)没。享年58歳。
オイゲン・ゼンガー

ドイツ航空宇宙技術者。リフティングボディとラムジェットの技術に関する研究で知られている。

1936年、ゼンガーはロケット開発チームを率い、
Silbervogel(ジルバーフォーゲル、「銀の鳥」の意、日本では提案者の名から「ゼンガー」とも呼ばれる)と呼ばれる
第二次世界大戦時代のドイツによるアメリカ爆撃機計画を推進した。

この計画は先駆的なスペースプレーンで、
計画ではロケットエンジンを搭載した爆撃機を、長さ3kmのレール上に設置したソリの上に据える。
このソリにもロケット推進装置が備えられており、まず、ソリのロケットを点火して機体を加速する。
機体が浮くと同時に機体のロケットを噴射して、一気に高度約145kmへ到達する。
この後、爆撃機は完全な周回軌道に乗るのではなく、
大気圏上層を何回もスキップすることにより長大な距離を飛行する(ダイナミック・ソアリング)というものでった。
シルバーフォーゲル

ゼンガーは戦後、ラムジェットエンジン推進のスペースプレーン設計におけるコンサルタントとして活躍した。

その他の業績としては
惑星間や恒星間宇宙船の推進力として光子を利用する光子力ロケットやソーラーセイルを提唱したことがあげられる。
光子ロケット

なお、ゼンガーの業績の重要性はX-15やX-20ダイナソア、そして究極的にはスペースシャトルによって実証された。
X-15
<X-15>












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