4月16日:マサダ要塞陥落。ユダヤ戦争終結。

73年4月16日 - マサダ要塞に籠城したユダヤ人が集団自決し、ユダヤ戦争が終結。
マサダ砦

ユダヤ戦争は66年にローマ帝国とのあいだで始まった。
70年のティトゥス率いるローマ軍によってエルサレムが陥落した(エルサレム攻囲戦)後、
熱心党員を中心としたユダヤ人避難民967人がエルアザル・ベン・ヤイルに率いられてマサダに立て籠もった。
籠城側は兵士のみではなく、女性や子供たちも含まれていた。

1万5千のローマ軍団が周囲を包囲したが、さすがのローマ軍も、
攻撃軍を寄せ付けないマサダの峻厳な地形に攻めあぐねる。

やがてローマ軍はイスラエルの捕虜と奴隷を大量動員して土を運び、山の西側の崖をそっくり埋めて、
突入口の建設を開始する。
ユダヤ側は執拗に防戦したが、二年がかりで山腹は着実に埋められ、やがて陥落は目前となった。

73年4月16日、ローマ軍部隊は完成した侵入路を通り城内に突入する。
ローマ兵は死にもの狂いの抵抗を予想していたが、意外にも防戦する者は1人もいなかった。
突入の前夜に、奴隷となるより死をと、籠城ユダヤ人は全員が集団自決していたのであった。
穴に隠れていた2人の女と5人の子供だけが生きのびたと伝えられている。

マサダはその歴史的経緯から現在もユダヤ人にとって特別な場所で、
イスラエル国防軍はマサダ頂上で将校団の入隊式を実施し、民族滅亡の悲劇を再び繰り返してはならないと誓う。











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