9月12日:ラコニア号事件

1942年9月12日 - 第二次世界大戦: イタリア人捕虜1,793名を乗せた客船ラコニアがドイツの潜水艦U-156の攻撃により沈没。
2,732名の乗員乗客を乗せ南アフリカのケープタウンからシエラレオネのフリータウンへ航海中のラコニア号が、
アセンション島の北北東130マイルでドイツの潜水艦U-156に攻撃され沈没。
ラコニア号
<ラコニア号、全長183m、排水量19,860 トン>

乗員乗客の内訳は
乗員463名、一般市民 80名、イギリス兵286名、 イタリア軍捕虜1,793名、捕虜護送任務ポーランド兵103名。

イタリア軍捕虜と一般市民が乗客の大多数を占めていることが判明すると、
U-156のハルテンシュタイン艦長は即座に救助活動を開始、260名近くを収容。
laconia_u156

潜水艦司令部の指示により付近に展開していた他のUボート、 U-506、 U-507とイタリアの潜水艦コマンダンテ・カッペリーニ(後の日本海軍 伊503)、ヴィシー・フランス政府の軍艦が共同で生存者の救助作業にあたった。
救助活動中のU156

またハルテンシュタイン艦長は連合軍向けにもメッセージを発進、救助への参加を呼びかけた。
「ラコニア号の救助に来援するいかなる艦船に対しても、本艦が攻撃されない限り、攻撃をする意思はなし」
ハルテンシュタイン艦長
<ハルテンシュタイン艦長;1908年2月27日 - 1943年3月8日>

しかし、やってきたのはアメリカ軍機で、赤十字の旗を掲げるU-156などを攻撃し救助された人の一部が死亡した。

最終的にラコニア号の乗員乗客のうち
1,619名が死亡。 1,113名が救助された。

この事件よってドイツ潜水艦隊司令部のデーニッツ提督から「今後、生存者の救助すべからずとの」命令が発せられた。


なお、この救助に参加したU-156、U-506、U-507の3隻はともに無事に帰投したが、
その次の出撃では3隻とも基地に帰ってくることはなかった。














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