5月1日:U-2撃墜事件

1960年5月1日 - U-2撃墜事件。
U-2

ソ連領内のミサイル配備状況などの動向を探るために定期的にソ連領空に成層圏飛行で領空侵犯してくるU-2を、
ソ連防空軍はこの日まで迎撃することができなかった。


5月1日、パキスタン・ペシャーワルの空軍基地を離陸し、ソ連領内で偵察飛行中のU-2に対し、
ソ連側がS-75地対空ミサイル(ЗРК С-75)をスヴェルドロフスク州の第1ミサイル部隊から発射し、
これを撃墜することに成功した。


パイロットのフランシス・ゲーリー・パワーズは、パラシュートで脱出し、
スヴェルドロフスク州コスリノに着地し一命を取り留めたが、村民に捕らわれ、公開裁判にかけられ、
スパイ行為を行っていたことを自白し、アメリカ側のスパイ行為の実態が明るみに出た。
当初アメリカ政府は、「高高度での気象データ収集を行っていた民間機が、
与圧設備の故障で操縦不能に陥った」という嘘の声明を発表したものの、
パワーズの自白が明らかになると態度を一変し、
当時のアメリカ合衆国大統領のドワイト・D・アイゼンハワーは、
「ソ連に先制・奇襲攻撃されないために、偵察を行うのはアメリカの安全保障にとって当然のことだ。
パールハーバーは二度とご免だ」と発言しスパイ飛行の事実を認めた。

この事件により、予定されていたフランスのパリでの米ソ首脳会談が中止されるなど大きな影響があった。











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