9月4日:大型旅客機ブリストル ブラバゾンが初飛行

1949年9月4日 - 大型旅客機ブリストル ブラバゾンが初飛行。
ブリストル ブラバゾン(Bristol Type 167 Brabazon) はイギリスのブリストル飛行機が開発した大型旅客機である。
戦後の民間航空のニーズを研究したブラバゾン委員会が1943年に提示した「ブラバゾン報告書」で求めた中の一つである「大西洋を横断できる大型旅客機」のコンペに応募したブリストル社が開発した。
ブリストル ブラバゾン

翼幅は70.1 mとボーイング747を越え、エアバスA380に迫る大型機であったが、「大西洋横断の旅客となるのは富裕層のみである」と予測していたため、広々とした豪華な客室と充実した旅客設備により、旅客収容能力は60人から80人と大きさの割に少ない機内設計となっていた。

また2基のレシプロエンジンで二重反転式プロペラの前後それぞれの軸を駆動するユニットを4セット搭載した重連複合4軸8発機を主翼内に格納するといった複雑な構造となっていた。
ブラバゾンのエンジン

ブラバゾンのコンセプトであった、「空飛ぶ豪華客船」としての、「上流階層向け超高級旅客機」は、航空機による大量輸送を予想していた航空会社の関心を惹くことができなかった。

結局、ブラバゾンに対して発注を打診した航空会社はなく、1機だけの試作機も未完成の2号機とともに1953年10月にはスクラップとして処分された。
















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