10月6日:第4次中東戦争勃発、イスラエルの不敗神話崩壊

1973年10月6日 - 第四次中東戦争勃発。
当日はユダヤ教の最も重要な休日であるヨム・キプール(贖罪日)であり、イスラエルの警戒が緩む日でもあった。
この日にエジプトとシリアの連合軍はイスラエル国防軍に対してゴラン高原とスエズ運河で奇襲攻撃を行った。
エジプト軍のスエズ運河渡河


アラブ側はソ連製の比較的優秀な武器などを使用したこともあって、
一時イスラエルはスエズ運河やゴラン高原にて苦戦を強いられたものの、
その後イスラエルが巻き返してカイロやダマスカスへも侵攻できる位置にまで軍を進め、
アラブ側が苦戦することとなり、米ソ両国の提案で停戦となった。

緒戦での敗北がイスラエルに与えたショックは大きく、
建国以来連戦連勝を続けてきたという「イスラエル不敗の神話」の自信は失われた。

特にエジプトはこの機に乗じて1979年にエジプト・イスラエル平和条約を締結、シナイ半島の返還を実現させた。

この戦争はエジプトとイスラエルが講和したことで4回にわたる中東戦争に終止符を打っただけではなく、
軍事的には対戦車ミサイル・対空ミサイルの活躍やクルスクの戦い以降最大の戦車戦(10月14日)、
史上初の双方が対艦ミサイルを使用した海戦(ラタキア沖海戦)があった。

また社会的には石油輸出国機構(OPEC)・アラブ石油輸出国機構(OAPEC)の石油戦略により、
第1次オイルショックが発生し、日本を含む世界中で経済の混乱を引き起こした。











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