11月11日:700年余りにわたるハプスブルク家によるオーストリア支配終わる

1918年11月11日 - オーストリア皇帝カール1世が退位。700年余りに及ぶハプスブルク家のオーストリア支配が終わる。
ハプスブルク家は現在のスイス領内に発祥したドイツ系の貴族の家系で、中世の血縁制度を利用した政略結婚により広大な領土を獲得、南ドイツを代表する大貴族に成長した。
中世から20世紀初頭まで中部ヨーロッパで強大な勢力を誇り、オーストリア大公国、スペイン王国、ナポリ王国、トスカーナ大公国、ボヘミア王国、ハンガリー王国、オーストリア帝国(後にオーストリア=ハンガリー帝国)などの大公・国王・皇帝の家系となった。
ハプスブルク家の旗

「戦争は他家に任せておけ。幸いなオーストリアよ、汝は結婚せよ」
の言葉が示すとおり、ハプスブルク家は婚姻によって所領を増やしていった。
現在も、最後の皇帝カール1世の子孫は婚姻によりベルギー、ルクセンブルクの君主位継承権を保持しており、それによって将来一族が君主に返り咲く可能性はある。

また、政略結婚とはいえ、夫婦仲が円満で子宝に恵まれたケースが多く、多産は伝統とも言えるため、現代でもハプスブルク家に関して、陰謀などの血生臭いイメージはあまり無い。









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