12月14日:在日朝鮮人の帰還事業はじまる

1959年12月14日 - 在日朝鮮人の帰還事業: 初の帰国船が新潟港を出港。

北朝鮮帰還事業

在日朝鮮人の帰還事業とは、
1950年代から1984年にかけて行なわれた在日朝鮮人とその家族による日本から朝鮮民主主義人民共和国北朝鮮)への
集団的な永住帰国あるいは移住のことをいう。

在日朝鮮人は、朝鮮半島の日本統治時代に様々な事情で日本本土へ移った者、
韓国政府による虐殺(済州島4・3事件)から逃れるため、あるいは戦後に出稼ぎや朝鮮戦争の勃発などにより自ら密入国し、
そのまま日本に居留した者が多かった。

そうした人々の中には、日本人と同様に朝鮮特需などによる恩恵を享受した者もいたが、
依然として生活に困窮する者も多かった。
特に1956年の生活保護費の削減と1957年から翌1958年にかけてのなべ底不況は貧困層の生計を直撃していた。

在日朝鮮人の間では、朝鮮戦争による荒廃からの復興が進まず、また政情不安を理由に、
韓国への帰国を不安視する一方で、社会主義体制のもとで千里馬運動により急速な復興を実現したとされていた北朝鮮への憧れもあった。

当時、北朝鮮と韓国の体制間競争は北朝鮮が優位に立っており、
朝鮮総連は北朝鮮を「地上の楽園」「衣食住の心配がない」と宣伝し、
それに呼応した日本の進歩的文化人・革新政党・革新団体が繰り返し北朝鮮の経済発展の様子を伝え
在日朝鮮人に帰国の決意を促した。


















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